プレスリリース 1999年

(お知らせ) 尾瀬戸倉山林でのボランティアによるブナ植林(第2回)の実施について

平成11年5月21日

東京電力株式会社

 当社は、このたび5月18日~20日の3日間にわたり、自ら所有する尾瀬戸倉山林(群馬県利根郡片品村・面積約9,100ha…東京ディズニーランドの約110倍の広さ)において、社内外のボランティアの方々(290名)にご参加いただき、ブナの苗木約2500本の植林をおこないました。こうしたブナの植林は昨年5月に続き、2回目です。

 当社は、尾瀬ヶ原の大部分をはじめ、尾瀬地区全体の約7割の土地を所有しており、全長20Kmに及ぶ木道の整備、踏み荒らされた湿原の植生回復作業など、尾瀬の自然保護活動に長年取り組んできております。

 この尾瀬の入口に位置するのが、戸倉山林であり、山あいの標高1,000m~2,000mのところに広がっております。
 また、戸倉山林は利根川水系片品川の最上流部に当たることから、当社の下流水力発電所の貴重な水力源であるとともに、首都圏の水需要を賄う「緑のダム」ともいわれています。全体のおよそ85%がブナ、ミズナラを中心とする天然の落葉広葉樹林で、残りは、戦後の復興期に木材を切り出した跡地に植栽したカラマツ林で構成されていることから、当社はこれを水源かん養林として育成に努めてまいりました。

 このたびの植林活動は、ブナを中心とする山林の育成や自然環境の保全に資するとともに、森林の持つ役割や水源の森の大切さについて、広く理解を深めていただくために実施したもので、必要となる各種作業のうち、苗植付地の地拵え作業や植林作業については、社内外のボランティア(昨年夏、インターネット等で募集し、既に昨年秋の準備作業(整地や穴掘り作業)に参加された方々)の力をお借りして行いました。

以 上


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