平成11年3月19日
東京電力株式会社
当社は、一層の効率化を目指して、このたび13の火力発電所を、3つの
グループに改編する方向で、検討を開始いたしました。
当社の火力発電所については、これまで13の発電所がそれぞれ、発電を
はじめ、安全、環境、保安ならびに安定供給を確保する中で効率的な運営
に取り組んでまいりましたが、新しい視点から火力発電所をグループ化す
ることで、自律的な発電所経営の一層の強化と効率化の推進、技術力の総
合的な発揮などをめざすことにしたものです。
〈改編内容〉
現行の13火力発電所を次の3グループに統合し、新たに各グループ
に火力事業所を設置する。各火力発電所は火力事業所に所属する第一
線機関とする。
・火力事業所(新設)…発電所運営計画の策定、大規模工事の設計業
務、経理・資材業務など、計画性・総合性が
要求される業務と専門能力が要求される業務
を集中させる。
・火力発電所(既設)…発電当直業務、工事監理業務など、日常的な
現場把握が必要な業務は引き続き発電所で行
う。
東火力事業所
所属発電所:千葉火力、五井火力、姉崎火力、袖ヶ浦火力、
富津火力
西火力事業所
所属発電所:横須賀火力、川崎火力、横浜火力、南横浜火力、
東扇島火力
中央火力事業所
所属発電所:大井火力、鹿島火力、広野火力
実施時期につきましては、平成12年2月目途としております。
当社では、今後とも、経営全般にわたるさらなる効率化と電力の安定
供給を推進することにより、一層の競争下においても、経営課題である
「お客さま、株主および投資家の皆さまに選択していただける企業」を
目指して全力をあげていく所存であります。
以 上
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