プレスリリース 1998年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所1号機原子炉格納容器内での水のオーバーフローについて



                                                  平成10年10年8日
                                                  東京電力株式会社

  当社柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格出力110万         
キロワット)は、10月6日より第10回定期検査を実施しておりますが、  
本日午前12時頃、原子炉開放点検の準備のために主蒸気配管に水張り作業
中のところ、原子炉格納容器内のサンプから、水のオーバーフローが確認
されました。
  測定の結果、このオーバーフローした水の漏れた量は約300リットル、 
放射能量は約9×10^6ベクレルであることが確認されました。
  なお、本事象による外部への放射能の影響はありません。

  また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)  
暫定評価では、0- とされています。


(注)サンプ:ドレン水または機器の点検に伴う配管内の水を一時的に貯
              留する升

                                                            以  上



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