プレスリリース 1998年

定期検査中の福島第二原子力発電所2号機の発電開始と出力降下について


                                                  平成10年7月21日
                                                  東京電力株式会社

  第11回定期検査中の当社・福島第二原子力発電所2号機(沸騰水型、定
格出力110万キロワット)は、7月19日11時30分に発電を開始し、 出力上
昇中のところ、7月20日午後4時頃、タービン建屋内にあるタービン駆動
原子炉給水ポンプ(A)の蒸気加減弁付近の床面に、少量の水がたまってい
ることが発見されました。
  現場の状況を確認したところ、蒸気加減弁のフランジ部からわずかに水
が漏えいしていることが確認されたことから、本日午前3時30分より発電
機出力を99万キロワットから約55万キロワットまで降下させ、当該タービ
ン駆動原子炉給水ポンプ(A)を停止し、蒸気加減弁フランジ部の点検修理
を実施することといたしました。
  なお、外部への放射能の影響はありません。
  また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫定
評価では、0-とされております。

                                                            以  上


(注)本件は法律に基づく報告対象ではありません。



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