プレスリリース 1997年

調整運転中の柏崎刈羽原子力発電所4号機の出力降下について


                         平成9年10月28日
                         東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力110万キロワ
ット)は、定期検査中のところ調整運転のため昨日発電を開始し、出力  
上昇中のところ、本日午後6時04分、「A系原子炉自動スクラム」警報が
発生しましたが、当該警報は瞬時に解除できました。
 このため、発電機出力を約42万キロワットから約30万キロワットへ降下
させ、原因を調査することとしました。
 なお、外部への放射能の影響はありません。

 また、資源エネルギ-庁による国際原子力事象評価尺度(INES)  
暫定評価では0-とされております。
                                                            以  上

<参考>
 「A系原子炉自動スクラム」警報とは、プラントに異常が生じた場合に
早期にこれを検知し、原子炉を自動的に停止させるための独立した2つの
系統のうち、A系統が作動したことを示す警報です。A系統のみの作動で
は実際には原子炉は自動停止には至りません。  


ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします