プレスリリース 1997年

溶接後熱処理温度記録の疑わしい箇所に関する調査結果ならびに今後の対応策について


                          平成9年10月13日
                          東京電力株式会社

О 本日、国の第4回「溶接部健全性評価検討会」において、当社の2基を
 含め、3基の原子力発電所(島根原子力発電所1号機・柏崎刈羽原子力発
 電所4号機・福島第一原子力発電所4号機。いずれも定期検査中に確認)
 の疑わしい溶接箇所全部について健全性が改めて確認されました。
  また上記の結果から、疑わしい箇所のある他の号機についても、同様に
 溶接後の熱処理は適切に行われており、運転に支障はないものと国により
 判断されております。

O 火力発電所についても同様な調査を行い、本日、当社では鹿島火力発電
 所1号機において疑わしい部位が1箇所特定されました。

O 今後、今回健全性の確認が行われた上記3基以外の疑わしい箇所のある
 原子力ならびに火力発電所についても、定期検査等において、国の当該箇
 所の健全性調査に協力していくこととします。

O また本件に鑑み、当社として溶接に従事する会社の品質管理体制を厳重
 に点検するとともに、発電所での工事における監督について、より一層の
 充実を図っていくこととします。

                               以 上


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