平成9年9月17日
東京電力株式会社
電源開発株式会社
両社は、本日、茨城県那珂郡東海村において着工準備を進めている「常
陸那珂火力発電所」の公害防止に関して、茨城県および関係市町村である
東海村・ひたちなか市・水戸市・日立市・常陸太田市・那珂町との間で、
「常陸那珂火力発電所公害防止協定」を締結いたしました。
常陸那珂火力発電所は、首都圏を中心とした電力需要の増大およびエネ
ルギー源の多様化(ベストミックス)に対応するために、東京電力と電源
開発が共同で建設を行う石炭火力(東電・電発 各1基×100万kW、計200
万kW)で、それぞれ平成14年7月・平成16年7月の営業運転開始を目指し
、現在準備を進めています。なお、当発電所が完成しますと、東京電力の
稼働中の火力発電所としては、初めての大型石炭専焼火力となります。
また、電源開発では、8地点目の石炭火力となる予定です。
両社は、環境保全を経営の重要課題と位置づけ、早くから公害防止や自
然保護活動などに自主的・積極的に取り組んでおりますが、今回の公害防
止協定の締結を機に、より一層地域の自然環境・生活環境に配慮し、地域
のみなさまの一員として親しまれる発電所となるよう努力をしてまいる所
存です。
以 上
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