「需給調整契約」の加入条件の緩和について
~増え続ける夏季ピーク電力のさらなる抑制をめざして~
平成9年2月7日
東京電力株式会社
当社は,年々尖鋭化し続ける夏季ピーク電力の一層の抑制と負荷平準化の
推進を図るため、平成9年4月1日より「需給調整契約」の加入条件をより
緩和することといたしました。なお、本日、これにともなう選択約款の変更
について通商産業大臣に届け出いたしております。 加入条件の主な変更点
は次のとおりです。
○夏季休日契約
契約電力500kW以上の産業用のお客さま(季節別時間帯別電力
を除く)で、7月~9月までの当社が定める調整期間に、休日を振
り替える等により負荷を調整していただく契約
現 行 変 更
契約電力の50%以上
契約電力の50%以上 の負荷調整
の負荷調整 +
契約電力の30%以上
の負荷調整 (連続2日以上)
○夏季操業調整契約
契約電力500kW以上の「季節別時間帯別電力」のお客さまで、
7月~9月までの当社が定める調整期間に、設備の補修・定検・長
期休暇の設定等により、負荷を調整していただく契約
現 行 変 更
契約電力の50%以上 契約電力の30%以上
の負荷調整 の負荷調整
○なお、以上の変更に加えて「ピーク時間調整契約」につきましても、下
記の内容に加入条件を緩和する予定です。
ピーク時間調整契約
業務用電力・高圧電力・特別高圧電力(いずれも季節別時間帯別
電力含む)のお客さまが、6月から9月までの一定期間、当社が
定める調整時間(13時から16時までの30分以上)に負荷を調整し
ていただく契約
現 行 変 更
契約電力 500kW以上のお客さま 契約電力 500kW以上のお客さま
契約電力の20%以上の負荷調整 契約電力の10%以上または
500kW以上の負荷調整
(蓄熱槽を活用する契約電力
500kW未満のお客さまについ
ては50kW以上の負荷調整)
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