プレスリリース 1997年

福島第一原子力発電所3号機の手動停止について


                                                  平成9年1月28日
                                                  東京電力株式会社


  当社・福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、定格出力にて運転中のところ、格納容器内を冷却している空
調機の除湿から得られた水(空調ドレン)の量などに増加傾向が継続して
いることから、念のため原子炉を手動停止し、詳細点検を行うことといた
しました。
  このため、本日18時頃から出力低下を開始し、明け29日4時頃原子炉を
停止する予定です。
  同号機は平成8年12月3日に、格納容器内の主蒸気隔離弁のうち1弁の
弁棒のシール部から漏れた蒸気を回収する配管の温度が上昇傾向を示しま
した。その後ドレンの量が増加傾向を示したため、12月4日以降、監視を
強化していました。
  なお、外部への放射能の影響はありません。
  また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では0-とされております。


                                                            以  上


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