プレスリリース 1996年

柏崎刈羽原子力発電所2号機の定期検査開始について


                                                  平成8年12月13日
                                                  東京電力株式会社



  当社は、12月16日より、柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格
出力110万キロワット)の第5回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
    平成8年12月16日から約85日間

2.定期検査を実施する主な設備
    (1)原子炉本体
    (2)原子炉冷却系統設備
    (3)計測制御系統設備
    (4)燃料設備
    (5)放射線管理設備
    (6)廃棄設備
    (7)原子炉格納施設
    (8)非常用予備発電装置
    (9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事等
    (1)燃料集合体の取り替え
          燃料集合体764本中約220本を取り替える予定です。
    (2)出力領域計装検出器の取り替え
          出力領域計装検出器43本中6本を取り替える予定です。
    (3)原子炉冷却材再循環ポンプ出入口弁などの弁の点検
          原子炉冷却材再循環ポンプ出入口弁、原子炉冷却材浄化系弁な
        どの弁の点検を、原子炉の水を抜いて実施する予定です。
    (4)地震感知器の設定値の変更
          地震時に原子炉を自動停止させる地震感知器の設定値を、より
        余裕を持ってプラントを停止できるよう変更します。
    (5)燃料集合体の漏えい検査
          燃料からごく微量の漏えいの可能性が考えられるため、燃料集
        合体の漏えい検査を実施します。
          (今回の運転期間中、わずかに排ガス放射線モニタの値が上昇
        傾向を示したため、10月中旬の制御棒パターン調整の際、漏えい
        の可能性がある燃料集合体廻りの制御棒を挿入しております。
          なお、原子炉水のよう素濃度(I-131)については通常の運転
        範囲内にあり、安全上の問題はありません。)



                                                            以  上



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