柏崎刈羽原子力発電所6号機の手動停止の原因と対策について
平成8年9月19日
東京電力株式会社
すでにお知らせしましたとおり、当社・柏崎刈羽原子力発電所6号機
(改良型沸騰水型、定格出力135.6万キロワット)は、定格出力で試運転
中のところ、原子炉水中のよう素濃度及び排ガス放射線モニタの指示に増
加傾向が認められたため、原子炉を停止して燃料集合体全数(872体)の
調査を行ってまいりました。
調査の結果、漏えいのある燃料集合体1体が認められたことから、当該
燃料集合体からの漏えいにより、原子炉水中のよう素濃度及び排ガス放射
線モニタの指示が増加したものと判明いたしました。
このため、当該燃料集合体を健全なものに取り替えることといたしまし
た。
なお、外部への放射能の影響はありません。
また、資源エネルギー庁による国際原子力事象評価尺度(INES)暫
定評価では、0-とされております。
以 上
|