プレスリリース 1996年

全店総合防災訓練の実施について


                                                                
                                                  平成8年1月16日
                                                  東京電力株式会社


  当社は、昨年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の貴重な教訓を踏
まえ、防災態勢の見直しを実施中でありますが、これらの見直し内容を反
映して、本年1月17日に以下のとおり全店総合防災訓練を実施いたしま
す。

1.実施日時
        平成8年1月17日(水)  7時40分~16時30分

2.実施内容
        当社受持区域内のある地域において、マグニチュード7~8規模
      の巨大地震の発生を想定し、これに伴う参集訓練や情報連絡訓練を
      実施します。

     (1)参集訓練(午前)
          1月17日の7時40分に巨大地震が発生し、非常態勢が発令
    されたことを前提として、宿日直者及び参集者による非常災害対
    策本部の設置と初期対応の訓練を行います。
          参集者は当日7時40分に家を出て、途中歩行時の危険箇所の
    把握等を行いながら、徒歩により出社します。
          本店においては、当日の宿日直者(3名)と参集した者(約70
    名を予定)は、非常災害対策本部の設置とともに、各店所からの
    情報を基にした初期対応を行います。
          また、各店所においては、当日想定された地震に応じて、それ
        ぞれ非常態勢等を取り対応いたします。

     (2)情報連絡訓練(午後)
          非常災害対策本部にて、非常時における迅速、的確な情報連絡
        態勢の機能の確認を目的に、被害・復旧情報の伝達や、社外機関
        等への対応訓練を行います。
          なお、今回は特に、復旧応援・後方支援態勢の確立状況等のチ
        ェックを重点に実施することとしています。

        また、前記訓練と並行して、船舶等による実働訓練を実施します。
       ・船舶による応援部隊の輸送(姉崎火力発電所及び五井火力発電
     所から各1艘ずつ横浜火力発電所に接岸)
        ・車載型衛星通信移動局(1台)を活用した輸送状況の画像伝送
        ・米の炊き出しや非常用簡易トイレの組立てなどの後方支援対策

        <参  考>
            姉崎火力発電所/千葉県市原市姉崎海岸3  
            五井火力発電所/千葉県市原市五井海岸1  
            横浜火力発電所/神奈川県横浜市鶴見区大黒町11-1
                                                    

  当社では、今回の訓練を通じて確認された問題点や改善点をもとに、非
常災害時における一層の対策の充実に努めてまいりたいと考えております。

                                                            以  上



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