プレスリリース 1995年

福島第一原子力発電所4号機の復水器の点検について



                                                  平成7年11月29日
                                                  東京電力株式会社

  当社・福島第一原子力発電所4号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、定格出力にて運転中のところ、3台ある主復水器のうちの1
台の出口における導電率に上昇が見られました。これは、主復水器内で細
管から、微量の海水が混入したことによるものと認められますので、念の
ため、以下の計画で約45万キロワットまで出力を降下し、当該復水器の点
検・施栓作業等を実施したのち、速やかに定格出力に復帰させることとい
たします。

出力降下開始定格出力復帰予定
12月4日(月) 零時頃12月8日(金)以降
なお、外部への放射能の影響はありません。 また、資源エネルギー庁によるINES暫定評価では、評価対象外とさ れております。 以 上

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