プレスリリース 1995年

福島第一原子力発電所3号機の出力降下について




                     平成7年9月17日
                     東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロ
ワット)は、定格出力にて運転中のところ、復水器(注)に冷却用の海水
を送る循環水ポンプ3台のうち1台のポンプの潤滑水(ポンプの軸の回転
を円滑にする水)に流量低下が認められたため、9月17日2時37分より出
力を約50万キロワットに降下させ、当該ポンプを停止いたしました。
 原因については現在調査中であります。
 なお、外部への放射能の影響はありません。
 また、資源エネルギー庁によるINES暫定評価では、評価対象外とさ
れております。
 本件は法律に基づく報告対象事象ではありません。

(注)復水器:タービンを回して仕事が終わった蒸気を、多数の金属の細
   管の内側に海水を通し冷やして水に戻す。

                              以 上




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