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報道関係各位一斉メール 2015年

福島第一原子力発電所免震重要棟1階電源室進相コンデンサ盤に隣接するA系変圧器一次高圧盤内の地絡電流制限抵抗器からの発煙について(続報)

2015年11月19日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所免震重要棟1階電源室進相コンデンサ盤に隣接するA系変圧器一次高圧盤内の地絡電流制限抵抗器からの発煙についての続報です。

 発煙については、発煙が確認された後、間もなく煙が消えたことを確認しました。その後、現場確認を実施した結果、午後2時3分に免震重要棟1階電源室の進相コンデンサ盤に隣接するA系変圧器一次高圧盤内の地絡電流制限抵抗器※のカバーが黒くなっているのを確認しました。

 また、午後1時10分頃に、発電所構内の旧事務本館西側法面付近で、エリア区画用のロープを固定する鉄製のピンを高圧ケーブルに誤って接触させたとの連絡が、午後1時24分に協力企業作業員より緊急時対策本部に入りました。

 なお、所内共通M/C(メタクラ)A系の地絡が発生している負荷しゃ断器の開放準備のため、A系に繋がっている以下の負荷を停止しました。
 ・午後2時14分 2号機使用済燃料プール代替冷却系
 ・午後2時39分 窒素ガス分離装置(A)

 その後、午後2時41分、所内共通M/C(メタクラ)A系の地絡が発生している負荷しゃ断器を開放し、6900V電源盤所内共通M/C(メタクラ)A系の地絡警報が復帰しました。

 2号機使用済燃料プール代替冷却系停止時点における燃料プール水温度は23.0℃、燃料プール水温度上昇率の評価値は0.133℃/hであり、運転上の制限値65℃に対して余裕があります。
 2号機使用済燃料プール代替冷却系については、電源が多重化されており、予備側の電源に切替えが可能であることから、準備が整い次第、再起動する予定です。
 窒素ガス分離装置については、(C)系が運転しており、窒素封入への影響はありません。

 なお、「免震重要棟1階電源室の進相コンデンサ盤からの発煙」であるとお知らせしましたが、その後の現場確認の結果、進相コンデンサ盤に隣接するA系変圧器一次高圧盤内の地絡電流制限抵抗器からの発煙であったことがわかりました。

 本件に関してけが人の発生はありません。

 

 

以 上

※地絡電流制限抵抗器:設備保護のために地絡の電流を抑制するものである。

 


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