トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所3号機使用済燃料プール内の燃料ハンドル変形について
2015年10月16日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所3号機の使用済燃料プール(以下「SFP」という。)については、10月15日に原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器ハッチ蓋の撤去作業を実施しましたが、本日(10月16日)午前10時15分頃、水中カメラにてSFP内の状況を確認していたところ、10月15日に撤去した当該ハッチ蓋の下に位置するカメラにて確認できた燃料集合体4体のうち2体において、ハンドル部がわずかに変形していることを確認しました。
なお、当該ハッチ蓋の撤去作業については、SFP内へガレキを落下させることなく慎重に実施していること、および当該ハッチ蓋の撤去作業の前後においてモニタリングポスト指示値に有意な変動はないことから、今回の撤去作業による燃料破損の兆候はなく、周辺環境への影響もありません。
今後、燃料取り出しの検討過程において、ハンドル部の変形した燃料集合体の取り扱いについても検討してまいります。
以 上
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