トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所電源設備における地絡警報の発生および多核種除去設備建屋近傍における白煙の確認について(続報3)
2015年7月28日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所電源設備における地絡警報の発生および多核種除去設備建屋近傍における白煙の確認についての続報です。
原因は、チガヤ対策のために布設した防草シートにピン(長さ約250mm、幅約35mm、直径約4mmのコの字型のピン)を打ち込んで固定する際に、ピンがシートの下のエフレックス管※を貫通し、収納されている電源ケーブルを損傷させたことにより地絡が発生し、焼損に至ったものと判断しました。
また、当該箇所には当該ケーブルを含め合計5本の電源ケーブル(高圧1本、低圧4本)が布設されており、今回焼損した高圧電源ケーブル以外のエフレックス管にも貫通箇所が数箇所あることを確認しました。
このことから、今後準備ができ次第、貫通箇所が確認されたエフレックス管に収納されている低圧電源ケーブルの使用を停止するとともに、さらに詳細な調査および復旧を行います。
※これまで「フレキシブルチューブ」とお知らせしていましたが、「エフレックス管」に訂正いたします。
以 上
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