トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所電源設備における地絡警報の発生および多核種除去設備建屋近傍における白煙の確認について
2015年7月28日
東京電力株式会社
本日(7月28日)午前8時25分頃、6,900V電源盤(M/C2B)の地絡警報が発生したことを確認しました。また、5号機中央制御室において、6,900V電源盤(M/C5F)の地絡警報が発生したことを確認しました。状況を確認したところ、運転中であった窒素ガス分離装置(B)の停止および陸側遮水壁用のすべての冷凍機の停止を確認しました。
現場の状況を確認した結果、以下の設備に異常がないことを確認しております。
・1~3号機原子炉注水設備
・1~3号機燃料プール冷却設備
・共用プール冷却設備
・モニタリングポスト
・構内ダスト放射線モニタ
窒素ガス分離装置については、A系が運転しており、窒素供給には問題がないことを確認しております。
また、午前8時34分頃、多核種除去設備(ALPS)建屋西側において、電源ケーブルが収納されているフレキシブルチューブより白い煙があがっていることを発見したとの連絡が協力企業作業員よりあったことから、午前8時40分に双葉消防本部へ連絡しました。
その後、白煙の発生が止まっていることを、午前8時42分に確認しました。
現在、詳細な状況について調査中です。
多核種除去設備建屋の位置については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。(12ページの福島第一原子力発電所構内配置図)
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/d150625_05-j.pdf
以 上
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