トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所構内における雨水処理設備(淡水化処理RO膜装置)からの漏えいについて(続報)
2015年6月20日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所構内における雨水処理設備(淡水化処理RO膜装置)の配管取り合い部からの水の漏えいについての続報です。
漏えいした水は回収を行い、漏えい量は約20Lでした。
今回の漏えいは、当該装置にて雨水を淡水化処理する過程で発生したものです。
淡水化処理RO膜装置で処理する水は、当該装置で濃縮した水に、至近のタンク堰内の雨水を処理するために追加したものです。
当該の水の至近の分析結果(採取日:6月19日)は、セシウム134が検出限界値未満(検出限界値:10Bq/L)、セシウム137が検出限界値未満(検出限界値:17Bq/L)、全ベータが24,000Bq/Lでした。
漏えいに至った原因は、当該装置B系を起動したところ、A系の装置の配管取り合い部から漏えいしたもので、当該装置からの移送時に本来開いているはずのA・B系共通の弁が閉まっていたため、締め切り運転状態となり、系統内の圧力が上昇し、配管取り合い部からの漏えいに至ったものと推定しています。
原因については、引き続き調査を実施してまいります。
以 上
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