トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所 増設多核種除去設備の循環待機運転停止について(続報)
2015年6月12日
東京電力株式会社
増設多核種除去設備(A系、B系、C系)の停止についての続報です。
現場調査の結果、昨日(6月11日)午後2時51分、増設多核種除去設備の制御回路に地絡が発生しました。
地絡の影響により当該設備に電源が供給されなくなり、その後、無停電電源装置による運転を継続していましたが、無停電電源装置の電源も喪失したため、昨日午後4時54分に増設多核種除去設備の循環待機運転が停止したものと判断しました。
増設多核種除去設備制御回路の点検を行ったところ、特に循環待機運転が停止に至るような異常は確認されませんでした。
また、調査の過程で昨日午後2時17分頃、および午後8時3分頃に重故障警報の発生を確認したことから、当該設備を停止し、詳細な原因調査を行います。
なお、当該設備を安定した停止状態へ移行するための系統内の希釈操作を実施する必要があることから、昨日午後8時44分に循環運転を再開し、午後9時40分に設備を停止しました。
以 上
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