トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所におけるH3エリアB2タンク基礎部の水溜まり発見について
2015年5月1日
東京電力株式会社
本日(5月1日)午前9時30分頃、H3タンクエリアのB2タンクの基礎部に水溜まりがあることをパトロール中の協力企業作業員が発見しました。
当該水溜まりは当該タンクから漏えいした水と推定され、水溜まりの範囲については、約20㎝×約20㎝であり、堰外への漏えいはありません。
午前11時現在、当該水溜まり範囲の拡大はありません。
H3-B2タンクに貯蔵されている水は、RO濃縮水です。
当該水溜まりについては、拡大防止処置(土嚢および吸着マットの設置)を行っています。
今後、準備が整い次第、H3-B2タンクに貯蔵しているRO濃縮水を多核種除去設備に移送します。
なお、当該水溜まり箇所の70μm線量当量率測定結果は、以下の通りです。
・H3-B2タンク基礎部
(5cm距離※1) 70μm線量当量率(ベータ線) 70mSv/h
(5cm距離※1) 1cm線量当量率(ガンマ線) 0.06mSv/h
※1:高線量率箇所から5cm離れた位置
今後、当該タンクの監視強化を行います。
H3タンクエリアの位置については2015年4月13日に公表した資料pdf116ページをご覧下さい。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l150413_19-j.pdf
以 上
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