トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2015年 > ジョン・クロフツ氏の常務執行役就任および原子力安全監視室の組織改編について
平成27年3月30日
東京電力株式会社
当社は、本日、現特命役員原子力安全監視室長のジョン・クロフツ(Dr.John Crofts)氏を常務執行役原子力安全担当兼原子力安全監視室長として選任するとともに、本年4月1日付けで取締役会直轄組織である「原子力安全監視室」を、執行役社長直属の組織へと改編することを決定しました。
ジョン・クロフツ氏には、イギリス原子力公社で安全・保証担当役員を担務してきた実績と経験に基づき、当社取締役会に対して、厳しく、かつ的確なアドバイスをいただいてまいりましたが、今後は、各原子力発電所の原子力安全に対するマネジメントの改善を行う専任の常務執行役として、引き続き尽力していただくこととなります。なお、海外の方が、日本の電力会社(一般電気事業者)の役員となることは、初めてとなります。
また、同氏は今後、関係機関との調整を経たうえで、「原子力安全最高責任者(CNSO)※」となる予定です。
※CNSO:Chief Nuclear Safety Officer
「原子力安全監視室」は、平成25年5月の組織設置以降、執行側から独立した立場で原子力安全に関する取り組みを監視し助言を行い、取締役会へ報告してまいりましたが、今後は、原子力の現場第一線により近い位置から、原子力部門を監視し助言を行うとともに、執行側にあってより直接的に原子力安全に関わる意思決定に関わってまいります。
当社は、福島原子力事故を忘れることなく、昨日よりも今日、今日よりも明日の安全レベルを高め、比類なき安全を創造し続けることを目指して、原子力安全改革を着実に推進してまいります。
以 上
<参 考>
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