トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報6)
平成27年3月5日
東京電力株式会社
本日(3月5日)、構内側溝排水放射線モニタ「高高警報※」発生に関連した調査の一環で、H4北・H4東エリア南側を通っているC排水路へと繋がる側溝内(H4・H4北・H4東エリア全体の外周堰の内側)に溜まっていた水の分析を実施したところ、全ベータで比較的高い放射能濃度を検出しました。
※警報設定値:3,000Bq/L
<C排水路枝側溝内溜まり水>(採取日:3月3日、採取地点:H4東エリア南東側)
・全ベータ :1,900Bq/L
・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:2.1Bq/L)
・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:2.3Bq/L)
当該側溝内に溜まった水については、3月3日夜に降った雨の影響により、C排水路を通じて発電所港湾内に流れ出たものと考えておりますが、C排水路の構内側溝排水放射線モニタの指示値は通常の変動範囲内(約100Bq/L以下)であり、福島第一港湾内の海水分析結果においても、有意な変動は確認されていません。
また、H4・H4北・H4東エリア内のタンク水位に有意な変動はなく、タンクパトロールの結果でも漏えい等の異常は確認されていません。
当該側溝内で比較的高い放射能濃度の水が検出された原因については、今後調査します。
以 上
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