トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2015年 > 福島第一原子力発電所構内側溝排水放射線モニタ警報発生について(続報2)
平成27年2月22日
東京電力株式会社
本日(2月22日)、構内側溝排水放射線モニタ警報発生についての続報です。
当該排水路について全ベータ放射能の分析を行った結果、以下のとおりでした。この分析結果は、定例で分析している当該モニタ近傍(タンク脇側溝(C排水路の合流点前))の昨日の全ベータ分析結果40Bq/Lと比較して、有意な変動であることを確認しました。
構内側溝排水放射線モニタ近傍:3.8×10^3Bq/L(午前11時00分採取)
発電所港湾内排水路出口 :3.0×10^3Bq/L(午後0時30分採取)
また、「高高」警報発生後の当該放射線モニタ指示値の最大値は以下のとおりであり、流入箇所は特定できていないものの、排水路に汚染された水が流入し、発電所港湾内に流出したと推定しました。
<構内側溝排水放射線モニタ指示値(最大値)>
A系:5.63×10^3Bq/L(全ベータ)
B系:7.23×10^3Bq/L(全ベータ)
構内側溝排水放射線モニタ警報発生については、本日午後4時55分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第11号「核燃料物質又は核燃料物質によって汚染された物が管理区域外で漏えいしたとき。」に該当すると判断しました。
なお、午後1時50分に採取した構内側溝排水放射線モニタ近傍の全ベータ放射能分析結果は、約390Bq/Lに低下しております。
以 上
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