トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2014年 > 中津川第一発電所の導水路からの溢水と近傍の土砂崩れ発生について
平成26年12月19日
東京電力株式会社
当社中津川第一発電所(水路式発電所、最大出力12万6千kW、新潟県中魚沼郡津南町)の導水路から溢水が発生いたしました。現在、導水路から溢水した原因や溢水量の調査を行っておりますが、この溢水により近傍で土砂崩れが発生した可能性があり、あわせて調査しておりますのでお知らせいたします。
平成26年12月18日午後0時30分頃、中津川第一発電所の使用水量が低下したことを当社社員が遠隔監視装置により確認しました。当社社員が同発電所に行き、調査した結果、取水設備や水位計に異常がなく、使用水量の低下の原因を特定できなかったことから、念のために、同日午後6時20分、同発電所の取水を停止しております。
その後、本日午前7時35分頃、土砂崩れによる通行止め箇所において、新潟県の調査に同行し、無人ヘリによる画像を確認したところ、通行止め箇所から約600メートル離れた導水路を点検するためのトンネル周辺に、雪が溶けている箇所を発見いたしました。
あわせて、本日午前11時頃、導水路内に入り点検したところ、導水路内に水が残っていることが確認されており、下流側で導水路が閉塞し、点検するためのトンネルより溢水した可能性があると判断いたしました。
また、これまでにヘリコプターによる近傍の調査も実施しております。
なお、現時点で取水を停止していることから溢水は停止しているものと考えております。
当社は、本日午前10時20分、津南町土砂崩れ発生に伴う危機対策部会を本店に立ち上げ、現地と連携を取り対応しております。
以 上
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