トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所Jタンクエリアからの水漏れについて(続報3)
平成26年12月18日
東京電力株式会社
多核種除去設備処理水をJ6タンクエリアに移送時に発生した漏えいに関する続報です。
当該処理水をタンクに移送する担当箇所は、J6タンクエリアに移送するための手順書を作成するにあたり、タンク工事実施箇所と施工図面を用いて確認を行った結果を反映しておりましたが、施工図面を確認した際に配管の接続状況について誤認してしまい、結果として間違った手順書が作成されました。
この手順書を元に弁の開閉操作を実施した結果、施工中の配管へ当該処理水が流入し、漏えいに至りました。また、現場において、実際の配管のライン確認は実施しておりませんでした。
今後は、新設ラインの弁操作を実施するにあたっては、移送前にライン構成の確認を確実に実施することと致します。
手順書作成の際に移送ラインを誤認した原因については、調査を継続し、必要に応じて対策を検討してまいります。
なお、漏えい水が染みこんだ土砂については、本日(12月18日)午後1時30分に回収が完了しました。回収範囲は、昨日実施した範囲を含め、約2.4m×15mであり、回収量は約5.7m3でした。
以 上
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