トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2014年 > 福島第一原子力発電所B南エリアのタンク上部天板部からの漏水に関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の補正について
平成26年10月31日
東京電力株式会社
当社は、福島第一原子力発電所B南エリアのタンク上部天板部からの漏水に関する原因調査と再発防止対策をとりまとめた結果について、平成25年12月6日に東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号」に基づく報告(事故故障等の報告)を原子力規制委員会に行いましたが、本日、漏えい量の再評価、漏えいに関する調査・原因分析および対策などについて、追記・修正などを行い、補正として原子力規制委員会へ報告しましたので、お知らせいたします。
(以下、平成25年12月6日までにお知らせ済み)
平成25年10月2日午後8時頃、福島第一原子力発電所構内で淡水化装置の処理後の水を貯蔵しているB南エリアの堰内に溜まっていた水を処理するため、当該エリアにて作業を行っていた当社社員が、B南エリアタンク(BエリアAグループNo.5タンク)上部天板部から、水の漏えいがあることを確認しました。
また、現場の状況を確認したところ、当該タンク上部天板部から漏えいした水は堰内に滴下しているほか、当該タンク外周に設置されている点検用の足場を介して堰外へも滴下していることを同日午後8時5分頃に確認しました。
このことから、同日午後9時55分、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則(以下、「福島第一規則」)第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき」に該当すると判断しました。
その後、平成25年10月11日に本トラブルの内容などについて、平成25年12月6日に原因調査と再発防止対策をとりまとめた結果について、福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号に基づく報告(事故故障等の報告)を原子力規制委員会に行いました。
以 上
○別 紙
・発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 1.66MB)
(件名:福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO処理水貯槽からの漏えいについて)
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