トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2014年 > 福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいに関する「発電用原子炉施設故障等報告書」の補正について
平成26年10月31日
東京電力株式会社
当社は、福島第一原子力発電所H4エリアのタンクにおける汚染水の漏えいについて、漏えい水による構内および海洋への影響調査等を実施し、その結果について最終報告書としてとりまとめ、平成26年6月30日に、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安および特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号に基づく報告(事故故障等の報告)を原子力規制委員会に行いましたが、本日、その後の対策の進捗状況および、漏えい水による構内および海洋への影響調査等について、追記・修正などを行い、補正として原子力規制委員会へ報告しましたので、お知らせいたします。
(以下、平成26年6月30日までにお知らせ済み)
平成25年8月19日午前9時50分頃、福島第一原子力発電所構内H4北エリアのタンク周辺に設置してある堰のドレン弁の外側に水溜まりがあることを確認しました。現場確認を行った結果、汚染水を貯留しているタンク周辺の堰内に溜まっていた水がドレン弁を通じて堰外へ漏えいしたこと、タンクに貯留した水がタンクから漏えいしたことが否定できないこと、および堰外の水溜まりにおいて高い放射線量が測定されたことから、同日午後2時28分、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安および特定核燃料物質の防護に関する規則(以下、「福島第一規則」)第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき」に該当すると判断しました。当該ドレン弁については、閉操作を実施しております。
その後、平成25年8月28日および同年12月6日、平成26年6月30日に、本トラブルの内容等について、福島第一規則第18条第12号に基づく報告(事故故障等の報告)を原子力規制委員会に行いました。
以 上
○別 紙
・発電用原子炉施設故障等報告書(PDF 8.50MB)
(件名:福島第一原子力発電所汚染水貯留設備RO濃縮水貯槽からの漏えいについて(最終報告))
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