トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 多核種除去設備B系における処理運転停止について
平成26年9月26日
東京電力株式会社
多核種除去設備B系については処理運転中でしたが、定例サンプリングにおいて、系統水のカルシウム濃度が高いことを確認しました。現場調査により、クロスフローフィルタ※(8B)出口水において、若干の白濁が確認され、当該フィルタから炭酸塩が系統の下流側に流出していることが判明しました。
このため、本日(9月26日)午後3時22分、多核種除去設備B系の処理運転を停止しました。
なお、多核種除去設備B系の系統出口水(サンプルタンク入口水)における全ベータ放射能濃度に変動はありません。
また、多核種除去設備A系については、処理運転を継続しております。(C系については、クロスフローフィルタの交換作業のため停止中)
現在、原因等を調査しております。
※クロスフローフィルタ(CFF)
後段の吸着塔でストロンチウム吸着を阻害するイオン(マグネシウムやカルシウム等)の炭酸塩を除去するフィルタ
以 上
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