トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所Dエリア内D5タンク止水弁の閉止フランジからの水の滴下について(続報)
平成26年9月9日
東京電力株式会社
本日(9月9日)お知らせしております、Dエリア内のD5タンクに設置されている止め弁の閉止フランジからの滴下についての続報です。
当該閉止フランジからD5タンク堰内に滴下した量を評価した結果、D4タンクとD5タンクの連絡弁を開けてD5タンクに通水を開始した時間から、滴下発見後に当該止め弁を増し締めするまでの時間より算出(滴下は3滴/秒として計算)して、約0.7Lと推定しました(実際は、水が当該止め弁の高さ位置まで到達する時間を考慮すると、滴下した量は推定量約0.7Lよりも少ないと判断しております)。
滴下箇所から採取した水の分析結果は以下の通りです。
【滴下箇所から採取した水の分析結果】
・セシウム134:1.7×10^3 Bq/L
・セシウム137:4.2×10^3 Bq/L
・全ベータ :4.5×10^7 Bq/L
【堰内溜まり水(滴下箇所近傍)の分析結果】
・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:3.1×10^1 Bq/L)
・セシウム137:1.1×10^2 Bq/L
・全ベータ :1.2×10^6 Bq/L
原因については、D5タンクへの通水前に当該止め弁の閉止状態を目視にて確認したものの、完全に閉まっていなかったことにより当該止め弁の閉止フランジ側に水が流入したためであることが分かりました。
なお、滴下した当該タンク堰内床面については洗浄を終えております。
※お知らせした滴下の発見時間および停止時間に誤りがありましたので、以下の通り訂正いたします。
発見時間 (誤)10時32分頃 → (正)10時30分頃
停止時間 (誤)11時5分頃 → (正)10時31分頃
以 上
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