トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所5号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアにおける水溜りの発見について(続報)
平成26年7月19日
東京電力株式会社
本日(7月19日)お知らせした、5号機原子炉建屋5階オペレーティングフロアにおける水溜りの発見についての続報です。
当該弁2箇所(A系およびB系)の水溜りについて、放射能分析結果は以下の通りです。
(A系:水溜り深さ約9cm)
・コバルト-60 2.1×10^0 Bq/cm3
・マンガン-54 7.3×10^-2 Bq/cm3
(B系:水溜まり深さ約18cm)
・コバルト-60 3.4×10^0 Bq/cm3
・マンガン-54 7.3×10^-2 Bq/cm3
このコバルト-60の放射能濃度レベルは、使用済燃料プールにおける濃度と同程度となっております。
また、当該弁からの漏えいの有無を確認するため、弁ボックス内の水の汲み上げを完了し、現在、状況を確認中です。
なお、5号機については、既にお知らせしているとおり、残留熱除去系による原子炉停止時冷却運転(炉心冷却)と非常時熱負荷運転(使用済燃料プール冷却)を交互に実施しており、現在は、炉心冷却を行っております。
本日(7月19日)午前5時現在の使用済燃料プールの温度は25.2℃で、65℃(運転上の制限)に達するには、8日程度(0.192℃/h)余裕があります。
今後、非常時熱負荷運転による使用済燃料プールの冷却再開を7月20日までに予定しております。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.