トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止について(続報2)
平成26年7月6日
東京電力株式会社
7月6日にお知らせした、5号機補機冷却海水系停止に伴う使用済燃料プールの冷却停止に関する続報です。
その後、漏えい状況を確認したところ、補機冷却海水系出口配管に設置してある流量調整用の弁本体に、直径約3mmの孔が1箇所開いていることを確認しました。
今後、当該箇所の修理方法を検討します。
また、5号機原子炉建屋内の海水の漏えい状況を確認したところ、以下のような状況から、漏えい量は合計約1,310リットルと推定しました。
・原子炉建屋1階 :約2m×約3m×深さ約5mm(約30リットル)
・原子炉建屋中地下階:約10m×約8m×深さ約10mm(約800リットル)
・原子炉建屋地下階 :約10m×約3m×深さ約1mm(約30リットル)
・原子炉建屋地下階 :(約6m×約3m×深さ約50mm)/2※(約450リッ
トル)
※水が溜まっている箇所が三角形のため1/2とした
なお、使用済燃料プール水温度は午後3時現在で23℃であり、運転上の制限値(65℃)を超えるまでには、約9日間の余裕があります。
今後は、使用済燃料プール水温度を見ながら、残留熱除去系による原子炉停止時冷却運転(炉心冷却)と非常時熱負荷運転(使用済燃料プール冷却)を交互に切り替えることで、必要に応じて使用済燃料プールの冷却を行う予定です。
以 上
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