トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所5・6号機北側Fタンクエリア滞留水処理装置からの水漏れについて(続報)
平成26年6月9日
東京電力株式会社
本日(6月9日)午前10時15分頃に確認された、福島第一原子力発電所5・6号機北側Fタンクエリアの滞留水処理装置(淡水化装置)より、濃縮水がトレーラー内に漏えいしていた件に関する続報です。
漏えい箇所の雰囲気線量率を測定した結果は以下の通りであり、バックグラウンドの値と同等でした。
・70μm線量当量率(ベータ線):0.000 mSv/h
・1cm線量当量率(ガンマ線):0.003 mSv/h
また、漏えいした水の分析を行った結果は以下の通りです。
・セシウム134:3.6×10^2 Bq/L
・セシウム137:1.0×10^3 Bq/L
・全ベータ:9.3×10^3 Bq/L
なお、漏えい箇所については、当該装置に設置されている導電率計のフランジ部であることを確認しました。漏えいした原因については、引き続き調査中です。
漏えい量については、当該装置のトレーラー内に約23リットルおよびトレーラー外に約44リットルの合計約67リットルと推定しました。
以 上
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