トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2014年 > 平成26年4月27日に発生した多摩地域における停電の原因について
平成26年5月27日
東京電力株式会社
平成26年4月27日、午後8時26分頃、多摩地域(多摩市、八王子市、日野市、町田市の各一部地域)において、当社南多摩変電所内(所在地:八王子市石川町、受電電圧:275kV)の開閉器*1の設備トラブルに伴い、約30万1千軒の停電が発生しました。
その後、当社は、南多摩変電所内の開閉器の分解調査等を実施したところ、内部に漏電による焦げ跡があることを確認しました。
漏電が発生した原因については、製造時に開閉器内部の電線の接続箇所に使用する接着剤の塗布量が多かったため、しみ出した接着剤が絶縁スペーサ*2に付着し、絶縁性能が低下したことで、漏電に至ったものと判明しました。
停電となりましたお客さまには、大変なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。
今後、同種の開閉器については、分解点検を行い、異常の有無を確認する等の再発防止に努めてまいります。
以 上
別紙:開閉器概要と漏電箇所のイメージ図(PDF 28.3KB)
*1:開閉器
・電気設備の点検等のために電気の流れを切り替えるためのスイッチ。
*2:絶縁スペーサ
・開閉器内部の電線を支持する絶縁物。
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