トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)A系における処理運転再開および停止について(続報)
平成26年4月23日
東京電力株式会社
多核種除去設備(ALPS)A系の処理運転停止に関する続報についてお知らせします。
各クロスフローフィルタ(CFF)から一様に高いカルシウム濃度が確認されたことから、炭酸塩沈殿処理が十分に行えていない可能性があり、詳細に調査を実施した結果、炭酸ソーダ(※)供給ラインの手動弁が閉のままであることを確認しました。
※前処理設備で炭酸ソーダおよび苛性ソーダを注入することにより、炭酸塩スラリー(カルシウムやマグネシウム)が沈殿化され、後段のCFFで除去できるようになる。
カルシウム濃度上昇の原因となった炭酸ソーダ供給ラインの手動弁を開とするとともに、その他の弁等の状態に異常がないことを確認したことから、本日(4月23日)午後8時24分に処理運転を再開しました。
以 上
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