トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所3号機モバイル処理装置漏えい検知器の作動について(続報3)
平成26年3月25日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所3号機海側モバイル処理装置における漏えい検知器作動についての続報です。
現場調査として、吸着塔をろ過水により加圧したところ、吸着塔出口空気抜きラインから水が流れ出てくることが確認されました。
漏えいした原因は、吸着塔出口空気抜きラインの弁シート面からの漏えい※により、処理水が吸着塔出口空気抜きラインからの水を受けるために接続されているポリタンクに流入し、溢れ出たものと推定しました。
※弁のシート面(液体などの流れを遮る部分)に隙間が生じて、流れを止めることが出来なくなった状態。
また、ドレンパン内に漏えいした水の分析結果(全ベータ放射能濃度)は7.3×10^6 Bq/Lでした。
漏えい量は約101L(お知らせ済)であることから、ドレンパン内に漏えいした水のベータ核種の全放射能量は、約7.4×10^8 Bqと推定しました。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.