トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋排気設備出口ダスト放射線モニタA系の高警報発生について(続報2)
平成26年3月20日
東京電力株式会社
同建屋排気設備出口ダスト放射線モニタB系の指示値についても、同日午前11時9分にA系と同様に変動し、午前11時11分に指示値が戻っておりました。
なお、排気設備出口ダスト放射線モニタB系では、「ダスト放射線モニタ高」の警報発生には至っておりません。
同日午後0時現在、プラントパラメータについて異常は確認されておりません。
また、モニタリングポスト指示値および付近の可搬型ダストモニタの指示値に異常がないこと、排気設備出口ダスト放射線モニタの指示値が通常値に戻っていることから、周辺環境への影響はないものと考えております。
指示値が上昇した原因について、引き続き調査を行います。
本日(3月20日)午前11時9分、福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋排気設備(※)出口ダスト放射線モニタA系の指示値が9.96×10^-8Bq/cm3から2.24×10^-4Bq/cm3に上昇し、「ダスト放射線モニタ高」警報が発生しました。
その後、同日午前11時11分に指示値が通常に戻り、警報は解除しております。
現時点で、プラントパラメータ(原子炉圧力容器底部温度、格納容器内温度等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。
現在、指示値が上昇した原因を調査しております。
※原子炉建屋排気設備
福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋には排気設備が設置されており、建屋内の空気をフィルタを通して放射性物質を除去したうえで排気しております。
排気の際に、排気設備出口側空気のダストの監視を行う設備(A系、B系)があります。
以 上
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