トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 多核種除去設備(ALPS)B系の不具合ならびに全系統停止について
平成26年3月18日
東京電力株式会社
多核種除去設備(ALPS)では、汚染水処理設備にて処理した廃液を用いた試験(ホット試験)を行っていますが、本日(3月18日)、3系統(A系,B系,C系)あるうちの1系統(B系)について、午後0時4分にフィルタの酸洗浄のため停止しています。
同日、B系の処理後の出口水の全ベータの分析結果(3月17日採取分)が10の7乗Bq/L程度であることを確認しました。
多核種除去設備(ALPS)の入口水については、全ベータで10の8乗Bq/L程度であり、処理が不充分となっている可能性があることから、念のため、A系について同日午後1時38分、C系について午後1時39分に処理を中断しました。
現在、現場状況等を確認しています。
<参考>
多核種除去設備の系統図は、下記資料の48ページをご参照ください。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/roadmap/images/l140218_03-j.pdf
以 上
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