トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所 淡水化装置(逆浸透膜式)付近における水溜まりの発見について(続報2)
平成26年3月9日
東京電力株式会社
先ほどお知らせした、福島第一原子力発電所淡水化装置No3(逆浸透膜式)マルチメディアフィルタ付近の堰内において、水溜まりが確認されたことに関する続報です。
溜まり水の主な核種の分析結果は以下の通りであり、2月11日に採取した淡水化装置入口水の分析結果とほぼ同程度でした。
<溜まり水の分析結果>
・セシウム134:検出限界値未満
・セシウム137:2.2×10^2Bq/L
・全ベータ:2.3×10^7Bq/L
<参考:2月11日採取の淡水化装置入口水の分析結果>
・セシウム134:検出限界値未満
・セシウム137:1.7×10^3Bq/L
・全ベータ:2.8×10^7Bq/L
*水処理設備の放射能濃度測定結果(平成26年3月4日公表)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2014/images/water_140304-j.pdf
水溜まりの発生原因は特定されておりませんが、結露水としては高い値であることから、淡水化装置の遮へい材に覆われている箇所も含め、引き続き原因調査を行います。
なお、淡水化装置は停止しており、新たな水溜まり等も確認されていません。
また、溜まり水については引き続き堰内に留まっており、範囲についても発見当時から拡大していません。
以 上
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