トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報101)
平成26年2月28日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
2月27日に採取した1~4号機タービン建屋東側の地下水観測孔 No.1-14のセシウムの値が前回値と比較して100倍程度上昇したものの、何らかの放射性物質が混入したものと考えられることから、本日(2月28日)再度採取し、サンプリングを実施しましたので測定結果をお知らせいたします。
<地下水観測孔No.1-14の測定結果:2月28日再採取分>
( )内の数値は、2月27日採取分の前回値
・セシウム134 :2.3 Bq/L (88 Bq/L)
・セシウム137 :5.4 Bq/L (230 Bq/L)
・全ベータ :780 Bq/L (350 Bq/L)
地下水観測孔No.1-14で再度採取したセシウムの濃度は、セシウムの濃度が前々回の測定結果(2月24日採取分:セシウム134 : 0.96 Bq/L、セシウム137 :2.8 Bq/L)と同程度まで下がりました。採取した水の濁度を比較した結果、2月27日に採取した水の濁度は2月28日に採取した水の濁度より高かったことから、観測孔内に周辺土壌が混入したものと考えております。今後も試料採取および分析には十分注意しながら作業を進めてまいります。
なお、全ベータの値については、780 Bq/Lと過去最高値となっていますが、以前にも同程度の値(平成26年2月17日採取:730 Bq/L)を示しております。
引き続き分析を行い、傾向を監視してまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
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