トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > H6(北)エリアタンク上部からの水の垂れ落ちについて(続報)
平成26年2月20日
東京電力株式会社
昨日(2月19日)確認されたH6(北)※エリアタンク上部からの水の垂れ落ちに関する続報です。
※先ほどH6エリアとお知らせしましたが、H6(北)エリアでしたので訂正いたします。
現場を確認した結果、タンク上部天板部のフランジ部より水が漏えいしており、上部天板部から漏えいした水は雨樋を伝わり堰外へ流出していることを確認しました。
現在確認されている漏えい範囲は約3m×約30mです。
近くに排水路がないことから、海への流出はないと考えておりますが、引き続き現場の状況を確認してまいります。
漏えいしている水の表面線量率を測定したところ、70μm線量当量率は50mSv/h(ベータ線)、1cm線量当量率は0.15mSv/h(ガンマ線)でした。今後、漏えい水の分析を実施します。
漏えいした原因については、今後調査を実施します。
なお、現場確認の結果、当該タンクの受入弁(2箇所)が開状態になっていたことから、当該弁を全閉にし、漏えい量が減少したことを確認しました。
また、滴下箇所については、ビニールで養生し、漏えい水を受けています。
本件については、本日(2月20日)午前0時43分に核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62条の3に基づき制定された、東京電力株式会社福島第一原子力発電所原子炉施設の保安及び特定核燃料物質の防護に関する規則第18条第12号「発電用原子炉施設の故障その他の不測の事態が生じたことにより、核燃料物質等(気体状のものを除く)が管理区域内で漏えいしたとき。」に該当すると判断いたしました。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.