トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所3号機タービン建屋1階における漏えい検知器の動作について(続報)
平成26年2月17日
東京電力株式会社
昨日(2月16日)発生した3号機タービン建屋1階にあるタービン建屋補機冷却系ポンプエリアの漏えい検知器が動作したことに関する続報です。
現場を確認したところ、当該エリア漏えい検知器周辺に約20m×約30m×高さ約3cmの水溜まりがあることを確認しました。
また、当該エリア周辺にある機器・配管等から水の流れ込みがないこと、3号機の関連パラメータに異常がないことを確認しています。
水溜まり箇所の線量当量率測定を実施した結果については以下のとおりです。
水溜まり箇所の雰囲気線量率(水面より約1.2mの高さ)
・1cm線量当量率(ガンマ線) :0.040 mSv/h
・70μm線量当量率(ベータ線) :0.000 mSv/h
水溜まり箇所の表面線量率
・1cm線量当量率(ガンマ線) :0.035 mSv/h
・70μm線量当量率(ベータ線) :0.000 mSv/h
水溜まりのない箇所の雰囲気線量率(当該エリア近傍で床面より約1.2mの高さ)
・1cm線量当量率(ガンマ線) :0.060 mSv/h
・70μm線量当量率(ベータ線) :0.000 mSv/h
線量当量率の測定結果および当該エリア周辺にある機器・配管等から水の流れ込みがないことから、当該エリアの水溜まりについては、雨水の可能性が高いと考えています。
今後、採取した溜まり水の分析を行います。
以 上
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