トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋の除染作業に従事していた協力企業作業員における微量な放射性物質の体内取り込みの確認について
平成26年1月20日
東京電力株式会社
本日(1月20日)午後0時30分頃、2号機原子炉建屋で全面マスクを着用して除染作業を実施していた協力企業作業員が、休憩のため1,2号機サービス建屋休憩所で汚染検査を受けたところ、顔面(頬)および口内に放射性物質の付着があることを確認しました。
ただちに当該作業員の顔面および口内に付着した放射性物質の除染を行い、午後3時14分に入退域管理施設での体表面モニタ測定を終えて、福島第一原子力発電所を退域し、Jヴィレッジでのホールボディカウンタ(全身測定)(※)の受検を行いました。
ホールボディカウンタの結果、50年間に受ける放射線の量は0.38ミリシーベルトと評価され、問題のないことを確認しました。また、医師による診断(問診)により、異常がないことを確認しました。
当該作業員の顔面および口内に放射性物質が付着した原因は、当該作業員が現場作業において全面マスクのガラス内側が曇ったことから、全面マスク内に指を差し込み、曇りを拭き取ったために起きたものと考えております。
※ ホールボディーカウンタ
体内にある放射性物質を体外から測定する放射能測定装置。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.