トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2014年 > 福島第一原子力発電所第二セシウム吸着装置(サリー)のにじみの発見について(続報2)
平成26年1月7日
東京電力株式会社
第二セシウム吸着装置(サリー)B系セシウム吸着塔下部の配管付け根部分のにじみの発見についての続報です。
第二セシウム吸着装置(サリー)B系セシウム吸着塔下部の配管付け根部分の微少のにじみ漏えいについて、本日(1月7日)、あらためて当該部の表面線量測定を実施したところ、雰囲気線量(バックグランド)と同等であり、汚染水の漏えいではないことを確認しました。また、当該部についてスミヤろ紙による再測定を実施し、300cpmであることを確認しました。なお、にじみ痕等の状況については、本日再度現場確認を行い、変化がないことを確認しました。
以上のことから、にじみのあった水は当該吸着塔を使用前に屋外に保管していた際に、遮へい容器の隙間部から浸入した雨水と判断しました。
今回のにじみは吸着材容器の健全性に影響するものではありませんが、雨水浸入防止の観点から以下の通り対策を実施する予定です。
1.使用済み吸着塔を優先して、遮へい容器の隙間部のコーキング処理を実施する。
2.未使用の吸着塔についても、隙間部のコーキング未実施のものについて、コーキング処理を実施する。
3.新製の吸着塔については、製作にあわせて雨水浸入部のコーキング処理を継続して実施する。
以 上
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