トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所地下貯水槽観測孔における分析結果について(続報)
平成25年12月27日
東京電力株式会社
地下貯水槽観測孔(No.1~3)A1において、全ベータの測定値が前回値と比較して高い値が検出されたことについての続報です。
12月26日に採取した地下水貯水槽観測孔(No.1~3)A1の全ベータについて、12月25日に採取した測定結果と比べ高い値が確認されたため、12月27日にあらためて水を採取し、測定した結果、全ベータの値は検出限界値未満でした。
地下貯水槽観測孔(No.1~3)A1の12月26日採取分の全ベータが高い値を示した原因は、以下の理由より、観測孔内の水を採取してから分析するまでの過程において、何らかの放射性物質が混入したものと考えております。
・採取開始からこれまでの間、殆どが検出限界値未満で推移していること。
・当該箇所近傍において影響を与えるような作業等は行っていなかったこと。
地下貯水槽観測孔(No.1~3)A1以外の21箇所については、塩素および全ベータともに前回と比較して有意な変動はありませんでした。
<地下貯水槽観測孔A1 分析結果>
今回:12月27日採取分
全ベータ: 検出限界値未満(検出限界値:2.8^-2 Bq/cm3)
塩素濃度:9 ppm
前回:12月26日採取分
全ベータ:1.3 Bq/cm3
塩素濃度:9 ppm
前々回:12月25日採取分
全ベータ:検出限界値未満(検出限界値:2.8^-2 Bq/cm3)
塩素濃度:7 ppm
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
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