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報道関係各位一斉メール 2013年

福島第一原子力発電所タンクエリアの堰ドレン弁開操作の実施について

平成25年10月23日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所の汚染水貯留タンクH9西タンクエリアおよびH9タンクエリアについては、昨日(10月22日)にノッチタンクの水の分析を行い、排出基準を下回っていることを確認した後、ノッチタンクの排水を行っております。

 その後の降雨により、H9西タンクエリアおよびH9エリアのタンクエリアの堰の水位が上昇しており、今後も降雨が続くと予想されることから、各タンクエリア堰内の四隅の水を採取して分析した結果が排出基準を満たしていることを確認した後、H9西タンクエリアおよびH9タンクエリアについてはドレン弁を開操作し、堰内の水を堰外へ排水しています。

 各タンクエリアの堰内のドレン弁開時間および水の分析結果は以下のとおりです。
 ・H9西タンクエリア(午前0時24分ドレン弁開)
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:13[Bq/L])
   セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:17[Bq/L])
   ストロンチウム90 :検出限界値未満(検出限界値:2.3[Bq/L])

 ・H9タンクエリア(午後0時28分ドレン弁開)
  セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:13[Bq/L])
   セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:17[Bq/L])
   ストロンチウム90 :検出限界値未満(検出限界値:2.3[Bq/L])

 ※福島第一原子力発電所構内タンクエリア図につきましては、平成25年10月21日に公表した資料の2ページをご確認ください。
  http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_131021_14-j.pdf

 ※排出基準:
 ・セシウム134:15 Bq/L未満
 ・セシウム137:25 Bq/L未満
 ・その他のガンマ核種が検出されていないこと(天然核種を除く)
 ・ストロンチウム90:10 Bq/L未満(簡易測定法により計測)
 ・タンク内の水質等を参考に、他の核種も含めて告示濃度基準を満たすこと

 以 上


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