トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報59)
平成25年10月10日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
発電所港湾内のシルトフェンスの内側および外側においては、定例でサンプリング分析をおこなっております。
昨日(10月9日)、2号機の取水口スクリーンのシルトフェンス内側および外側において、セシウム134およびセシウム137の値が、10月8日の分析結果と比較して有意な上昇傾向が確認されましたのでお知らせします。
<2号機スクリーンシルトフェンス内側の測定結果:10月9日採取分>
・セシウム134 :370 Bq/L
・セシウム137 :830 Bq/L
<2号機スクリーンシルトフェンス外側の測定結果:10月9日採取分>
・セシウム134 : 67 Bq/L
・セシウム137 :160 Bq/L
[参考:10月8日分の採取結果]
<2号機スクリーンシルトフェンス内側の測定結果:10月8日採取分>
・セシウム134 :26 Bq/L
・セシウム137 :64 Bq/L
<2号機スクリーンシルトフェンス外側の測定結果:10月8日採取分>
・セシウム134 :32 Bq/L
・セシウム137 :74 Bq/L
今回の上昇は、一昨年高濃度汚染水が流出した2号機取水口付近において地盤改良工事を行っている影響によるものと考えておりますが、引き続き傾向を注視してまいります。
なお、同日にサンプリングを行った他の地点については有意な変動はありません。
以 上
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