トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における所内共通電源設備(3B)停止について(続報および訂正)
平成25年10月7日
東京電力株式会社
本日(10月7日)午前9時47分頃、共通電源設備において、「母線電圧低」警報が発生し、所内共通電源設備(3B)が停止したことについての続報です。
1号復水貯蔵タンク(CST)炉注ポンプ(B)が停止したことにより、復水貯蔵タンク(CST)炉注ポンプ(A)が直ちに起動しておりますが、以下のとおり一時的に原子炉注水量に変動がありました。
・1号機原子炉注水量の変化(合計流量)
4.6m3/h→0.6m3/h→4.6m3/hで安定(1号機の必要注水量:2.3m3/h)
このため1号機について、同日午前10時25分に、福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係わる実施計画 特定原子力施設の保安 1~4号炉に係わる保安措置のうち第18条 原子炉注水系に定める運転上の制限である「原子炉の冷却に必要な注水量が確保されていること」を満足できないと判断しました。また、同時刻である午前10時25分に、原子炉の注水量が安定していることから、運転上の制限からの逸脱解除を判断しました。
現在の1号機原子炉注水流量は4.6m3/hで安定しており、関連パラメータに有意な変動はありません。
なお、先ほど1~3号機原子炉格納容器ガス管理システムは運転中(影響なし)とお知らせしておりましたが、1,2号機原子炉格納容器ガス管理システムにつきましては、排気ファン(B)が運転しており、所内共通電源設備(3B)が停止した際に、排気ファン(B)が停止し、排気ファン(A)が自動起動しておりますので訂正させていただきます。原子炉格納容器ガス管理システムの監視に影響はありません。
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.