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プレスリリース 2013年
福島第一原子力発電所におけるトラブルに関する「通報基準と公表方法」の策定について
平成25年9月13日
東京電力株式会社
当社は、平成15年11月から、原子力発電所で発生した不適合
*について公表基準を策定し、プレス発表やホームページ等を通じて「全ての不適合の速やかな公表」に努めてまいりました。
福島第一原子力発電所においては、東北地方太平洋沖地震およびその後の津波により 大きな設備の被害を受けたため、現在、プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止へ向けた作業を進めており、従来の公表基準の適用が難しい状況にあります。
また、平成25年3月18日に、福島第一原子力発電所内において、小動物(ねずみ)が高圧電源盤へ侵入したことにより発生した電源停止事故による、使用済燃料プールの冷却系停止トラブルを受けて、平成25年4月8日に設置した「福島第一信頼度向上緊急対策本部」の「情報・コミュニケーションチーム」において、電源停止事故をはじめとした、様々な事故・トラブル発生時の公表対応の反省を踏まえ、公表の迅速・的確な対応を目的に、新たな福島第一原子力発電所の「通報基準と公表方法」の策定を進めてまいりましたが、この度、取りまとまりましたので、お知らせいたします。
なお、平成25年9月17日より、運用を開始いたします。
以 上
* 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言う。
発電所では、法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合が対象になる。
添付資料:
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福島第一原子力発電所 運用時、事故・トラブル発生時の公表方法・タイミングについて (PDF 23.6KB)
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福島第一原子力発電所 運用時、事故・トラブル等発生時の通報基準・公表方法 (PDF 313KB)