トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れについて(続報36)
平成25年9月10日
東京電力株式会社
8月19日に発見した「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れ」に関する続報についてお知らせいたします。
H4エリア周辺に設置した観測孔(E-1:漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの北側(堰外))水について、9月8日に初めて採取し、トリチウムの分析を実施しました。
<観測孔:E-1>
・9月8日採取分:トリチウム 4200 Bq/L
セシウム134 2.5 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
セシウム137 5.1 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
全ベータ 3200 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
9月8日に初めて採取しましたH4エリア周辺地下水(E-1)のトリチウム分析結果は4200 Bq/Lであり、同日の全ベータ測定結果と同様に、観測孔E-2で測定された放射能濃度より高い値でした。
また、H4エリアタンク周辺に設置した観測孔(E-2:漏えいが発生したH4エリアIグループNo.5タンクの南側(堰外))について、9月8日に採取した水のトリチウムの分析を実施しました。
<観測孔:E-2>
・9月8日採取分:トリチウム 290 Bq/L
セシウム134 0.64 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
セシウム137 0.74 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
全ベータ 67 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
・9月7日採取分:トリチウム 300 Bq/L(9月9日お知らせ済み)
観測孔E-2のトリチウム分析結果は、9月8日採取が290 Bq/Lとなっており、9月7日採取の300 Bq/Lとほぼ同じ値でした。
今後も分析を継続し、傾向の監視を行ってまいります。
以 上
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